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【リレーコラム】心の痛い話。。。

今回はマイランド・有限会社 の奥様間井さんです。
心の痛い話。。。
いつも一緒に仕事をしている事務員さんのお話です。
20代後半の女の子。先日同級生のお友達からこんな話を聞いたそうです。
「家を新築したんだけど、住宅ローンが変動金利。そして、新築後しばらくして太陽光の飛び込み営業に心動かされ契約してしまった。だけど、説明されたほど光熱費も元が取れず、結局ローンが2本になってしまった。こんなはずじゃなかった。。。」
この話を聞いて、「うーん、なんだかなぁ。。。」と、やりきれない気持ちになりました。
不思議な点が多々あります。
たとえば、どうして20代後半の子育て世代で変動金利なのか?
新築時には予算にゆとりがなくてあきらめた太陽光。衝動買いしてしまったのは本人たちにも責任はあるでしょう。でも、光熱費のシュミレーションはきちんとしてくれたのか?設備分のローンは銀行じゃなくその業者自前のローンの可能性大?ローンが2本になるリスクをだれも忠告してくれなかったんだよね。。。?新築時には設置できなくてあとから載せたなら、屋根の処理は。。。?
変動金利が絶対に悪いわけではないでしょう。飛び込み営業だからって、必ず粗悪な太陽光を売ってるわけでもないと思います。
でも、なにかスッキリしない。なんでだろうと考えて思うことは、
本人たちが、どういう結果になるかわからないまま、決めてしまった、あるいは決まってしまった、ってところが問題なのではないでしょうか?
工務店・メーカー・設備の販売業者・金融機関。。。業者側の責任は大きいです。
でも、やはり、本人たちがすべてを総合して納得できる判断をすること、そのために最低限の知識は仕入れること、も必要ですね。
事務員さんが知った時は、ぜんぶ終わった後で「やる前に知ってたら相談したんですけど。。。」と悔しそう。
そして最後に彼女が一言。
「私の周りで家を建てて後悔してる人、けっこういます。私は、この仕事を始めてから、家に対する考え方がかわったので、後悔しなくて済みそうです。」と。
このサイトにたどりつき、メルマガを購読されたり、すまいの図書館に足を運ばれたりされる皆さんには、このような後悔をしてほしくない!と願ってやみません。
そのためにも、『住宅建築コーディネーター』やみえスマのセカンドオピニオンサービスなど上手に活用されてください!!
次回はガーデンデザイナーの松木さんです。