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【見学会探訪】集う家

見晴らしの良い住宅地の「集う家」にお邪魔してきました。

ガルバニウムの外壁と木のポーチ。
とてもシンプルですが、シャープすぎす柔らか過ぎず
良いバランスです。
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玄関を入り階段を上がると2階がリビング。 1階がプライベートスペースになっています。 |
何故、2階をリビングに?
と訪ねると奥様は、
「家を建てた友人に聞くと、2階は寝る以外は全く使ってないし、
まるで物置状態になっている。
おかげで2階にあるべきものが1階に溜まってくるの~と聞いたから。」
そんなわけで
このお家は2階リビングになったそうです。
「お風呂」と「寝る」以外は、見晴らしの良い2階リビングで過ごそうと。。。

階段を上がったところがリビング。
1階のほぼすべてがワンルームになっていてホントに広々。
キッチンの吊戸棚も無く、パントリーの収納部分以外は見渡せます。

階段室との仕切りは壁でなく格子。
より広く感じます。
そういえばキッチン横の柱も壁ではなく2本の柱になっていますね。
キッチンは対面式。
「一人で壁に向かってお料理を作るのが寂しいから・・・」
これからはキッチンからも団欒に参加できますね。
キッチンの後ろのカウンターは
半分がキッチン用品の収納に。
半分は、子供さんが自由に使える机に。
正面に見える黒い壁は黒板塗料が塗ってあります。
これは奥様からの要望。
奥様は、通称「キモチワルイノート」を作成(^_^;)
(人に見せると、ひいてしまうくらい自分の好きなものを書き留めたノート)
・家づくりで実現したいこと(黒いペン)
・現状の不満点(青いペン)
・好きなものの切り貼り・・・写真の切りぬき
色んなものを貼っていくうちに、普通のノートがみるみる分厚くなったとか。
例えば、
・リビングの一面を違う色にしたい。出来れば黒板に!⇒実現!
・靴が大好きでアパートでは惜しいけれを占めている⇒1階に土間収納、クローゼット
自分の好きなものややりたいことを一冊のノートにし、
設計の人に渡すことは、【みえスマ】でもとても有効な手段だと考えています。
言葉では、なかなかイメージが伝わらないし
自分でもノートに書き出すことによって考えをまとめたり、整理出来たりするから。
今から家づくりをする人は、ぜひぜひお試しを!
アンビエントホーム 伊藤さんも
「小出しに後から言われるよりも、最初に好みとか要望を一気に言ってもらったほうがいい」
とのこと。
「設計士はお施主様の要望を演出する演出家です。
家は設計士の作品ではなく、設計士は表現者であるべき。」
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奥様が洋書で見つけた ペンダントライトのつけ方。 わざと不規則に取り付けています。 こういうこともノートに書きとめてあったのかな? |
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雑貨を作る奥様のために リビングの一角、 一番見晴らしの良い場所に 作業スペースを設置。
部屋として区切らず腰壁。 作業の途中でもいちいち片付けずに済みます。 |

普通の蛍光灯ですが、ちょっとしたことでスッキリ。
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玄関横の扉からはプライベートスペース。 ドア一枚で、きっぱり区切られています。 |
玄関にもドアがあり、奥が土間収納。 ここが家族用の玄関。
土間収納からも プライベートスペースに直接行くことが出来ます。 |
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廊下の右側が洗面スペース。 左側が個室。
廊下は、クローゼットを兼ねています。
1階はプライベートなスペースと割り切ったプランです。 家族の収納をかためたことで 個室は比較的小さめ。
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(左)将来は、子供部屋にする予定の個室。(右)洗面所。小物もかわいい♪
1階にある個室は、寝室と、二つに分けられる子供室。
お子さんが独立した後にも使いやすいようシンプルなプランになっています。
部屋にこもらずリビングで過ごすように 個室は小さめです。
あくまで「寝る」専用。
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アンビエントホームでは 1階の屋根裏に換気用の機械を設け 計画的な換気システムを推奨しています。
部屋はもちろん、 壁の中、床下まで空気を入れ替えることによって よどんだ空気をなくします。
湿気も排除するため、カビも生えないそうです。 |
設計の方の要望を聞き取る能力がピカイチだったそうです。
だから、こだわり派の奥様の要望はクリア。
プランもほぼ一発OKだったそう。
(実は、なかなか難しいことなのです。。。)
予算もオーバーすることなく大満足の家づくりだったのではないでしょうか?
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お施主様ご夫婦。 こだわりの家を見せていただいて ありがとうございました。
アンビエントホーム桑名 伊藤さん ありがとうございました。 |