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【何でも質問箱】設計事務所はどこまで無料?

住まいづくりをされている方からの素朴な疑問。
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【相談メール】
設計事務所に依頼するときに
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だいたいの設計事務所(工務店?)の場合、
相談とラフプラン作成ぐらいまでは無料のようですね。
一回目のラフプランで判断するために
始めの相談で、いかに自分たちの要望が伝えられるか!が大切のようです。
相談に行く前に要望を箇条書きにするなどしていったほうがいいのかも。。。
また、具体的な要望の他にも
どんな暮らしをしたいのか?を家族でたくさん話すことも大切なようです。
(minami)
- タマケンホーム 玉村さん
これは設計事務所・工務店それぞれ違いますよね。
当社の場合をお答えさせて頂きます。
当社の場合は、ウェブサイトをご覧になっている方が多いので、
ご相談とファーストプレゼンのご依頼が同時になるケースが多いです。
もちろん、無料でご相談、ファーストプレゼンテーション共ご依頼頂けます。
当社は設計事務所と工務店と2つの顔を持つ会社ですので、
設計事務所の立場から、工務店としての立場からなどいろんな話(業界の裏話も)が出来るかと思います。
ファーストプレゼン後、お客様が当社に建築を任せて頂く場合、
本格的に設計(実施設計といいます)に入ります。
ここでも、基本的に設計料として、前もってお支払い頂く金額は発生しません。
実施設計が終わり、建物の金額が出て、建築請負契約になりますが、その建築費の中に
設計料として数十万円程度の金額が掲載されています。
もし、お客様の都合で、請負契約をされない場合は、この設計料を支払って頂く事になります。
従いまして、建築請負契約をされるお施主様の場合は、特に設計料として別で支払う事は
ありません。あくまでも建築費の一部として取り扱っています。
- SSD建築士事務所 瀬古さん
設計料の考え方について以下にお答えいたします。
〇 相談は無料。
〇 ラフプラン(手書き)までは無料です。
〇 CAD図面を書くところから有料です。
支払い方法(設計監理・現場管理の場合)
〇 設計契約時1/4
〇 確認許可時1/4(設計監理のみの場合は1/2)
〇 着工時1/4(設計監理のみの場合は1/8)
〇 竣工時1/4(設計監理のみの場合は1/8)
以上はおおよその目安です、物件の条件等で変わる事もあります。
- 和樹の家 藤村さん
弊社では、初めにお客様とお会いして家についての
ご希望事項はもとより、ご趣味や好きな食べ物・車・スポーツなど
いろいろな事をお聞かせ頂き、それをもとにプランニングを致します。
弊社は1級建築士2名とインテリアコーディネーター1名の3人でやっている
小さな工務店ですが、その3人がそれぞれのプランを出し合って、その中で
一番良いプランをお客様にご提案させて頂いております。
そこまでは、無料とさせて頂いております。
それ以降は、原則として仮契約をして頂いて、ご納得いただけるまでプランの変更を
させて頂いております。
- アトリエオーブ 西本さん
建築士の報酬は、建築士法のその基準が定めれております。
国家資格として、その責任の重さは周知の通りですが、現実的に建築士法で定められた基準報酬がクライアントに請求できるか?というと、市場ではなかなか理解が得られていないのが現状だと思われます。
一級建築士取得までの勉強時間の平均がネットで公開されておりましたが、約1500時間とのことでした。(参考)
資格取得の難易度だけでなく、独立するまでは、一昔前は、一般的なサラリーマンよりもかなり過酷な条件化での残業勤務若しくは修行?してきて独立されている方が多いです。
だからといって、独立したら安定受注を望めるか?というとそんなことでもなく、一見華やかな職業にみえる反面、現実は厳しいところも多々あります。
例えば実際に仕事を請け負って、市場のニーズに合わせた報酬が10万円であったとしても、建築士の業務報酬算定プログラムなどで算定すると、100万円近くいくことも実際にありえる話しです。
ですので、設計監理という職種をもっと世の中に知っていただきたいと願っております。
と言ってみたところで、実際は、私も生活していかなければいけないので、市場ニーズに合わせなければいけません。
そのあたりはできる限り、顧客の要望にできる限り臨機応変に対応していくようなスタンスでおります。
と・・・、前おきが長くなりまして申し訳ありません。
本題に戻りますと、
設計料金が発生するのは、いろいろな事務所によってさまざまです。
計画する時点で料金が発生する場合もあれば、ラフプランまでは無料で行い、実際の業務発生時から料金が発生する場合もあります。
ですので、そのあたりは、設計事務所に最初に問合せる時点で、率直に聞いてみるのがよいかと思います。
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川崎建築設計室 川崎さん
設計監理料について
■ 基本的には基本設計、実施設計、確認申請、見積もり、業者決定、工事監理、完了検査、引渡しという流れでおこなっています。
■ 建築、構造、電気・空調・衛生給排水設備、外構、植栽などが設計対象です。
■ 基本設計では配置図、平面図、立面図、断面図、主な仕上、建築の概要、建築費の概算、模型を作成し基本的なイメージを共有します。
■ 実施設計では仕上表、配置図、平面図、立面図、断面図、矩計図、断面詳細図、部分詳細図、展開図、天井伏図、建具表、家具図、階段詳細図、構造図、電気・空調・
衛生給排水設備図、外構図、植栽図など見積もりが詳細に出来る図面を作成します。
■ 見積もりでは完成された図面をもって、基本的には数社の工務店に同じ条件で競争見積もりしてもらいます。
■ 工事監理では工事が設計図面どおり出来るように、またスケジュールどおり行なわれるように実際現場にて打ち合わせします。
基本的には毎週現場に最低一回は行って監理を行なっています。
■ 設計監理料は 契約時に10%、基本設計終了時に20%、実施設計終了時に40%、建て方終了時に15%、竣工引渡し時に15%と分割してお支払いいただきます。
■ 設計契約
本来ならば最初の提案以前に設計契約をしたいところなのですが、まだよく分からない人に何千万や何億の工事費を任せる訳ですから、大変勇気がいることだと思います。
最初の提案をもって、当社が依頼に適当かどうか判断して、信頼いただければ御契約いただきます。
不適と思われればお断りの連絡は早めにお願いします。
(なお最初の提案に関する著作権は当社にありますので、取り扱いにはご注意ください)
最初の提案以上の無料サービスはしていません。