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【相談メール】

 初めまして。
 土地+建物の購入を検討しておりますが、主人が自営業の為、

 住宅ローンが借りにくいと耳にしました。

 そこで、自営業者が住宅ローンを組むに当たっての心得と

 賢い借り方を教えて頂けたらと思います。

 よろしくお願いします。

 

  • タマケンホーム 玉村さん
    既に知っての事かも知れませんが、ゆうちょ銀行が、スルガ銀行の住宅ローンを取り扱いをしているそうです。
    変動金利形のようで不安かも知れませんが、一度ゆうちょ銀行へ行ってみる価値があるかも。

  • アトリエオーブ 西本さん
    私は自営業で住宅ローンで自宅を建築中です。
    自営業で、住宅ローンの融資をうけるのは大変困難です。
    一定の基準(所得等)だけではなく、自動車ローンの完済や、その他ローンの完済等、いろいろと条件が与えられるケースをよく聞きます。
    そのためには、税理士や銀行融資の知識が豊富な専門家(FP等)のサポートも必要かと思います。
    ほとんどの銀行では、融資不可能でも、中には不可能でない銀行もあるかと思います。
    個人事業者向けの住宅ローンや女性向けの住宅ローン等の商品などに力を入れている銀行もありました。
    住宅ローン商品等の知識が豊富なファイナンシャルプランナーやマイホームを検討中の工務店等の営業マンに相談してみるのが早いかもしれません。

  • ハウスプロダクトタケモリ 竹森さん
    先ずもって,金融機関の住宅融資の考え方の根拠となる1文。
     
    『長期的に安定して収入がある方を対象として』融資しますというのが住宅金融の根本のベースになります。
    従いまして,その『安定的』というところがどう捉えられるか?というところで自営業者への住宅融資の可否の根拠が勤めている方と異なります。
      
    恐らくという話で恐縮ですが,勤めている方と自営業者では安定感が違ったり,デフォルト率がこれまでの実績で異なっているんでしょうね。
     どこの金融機関でもそうですが,基本現場サイドは融資して実績となるので融資はしたいはずですが,頭の部分のルールで受付できないと言う話ですね。
     ただ,クレジットカード等を所持しているからということが根拠となって融資の可否の判断が下されたというのは相当違和感があります。
     
    もし,その方がクレジットカードでの返済支払いが何度も滞った事があるとか,クレジットカードでたくさんお金を借りていらっしゃる等あれば話が別ですが。
    上記のような方であれば,勤めている方でも住宅融資はキャンセルされる可能性が高いです。
      あと,勤めている方と自営業者では収入に対する金融機関の考えが異なります(これは上記の『安定的』という話とも関連します)。
      
    これまで勤めている方について,日本では基本右肩あがりでの年収があるという前提があるため,勤続年数を確認した上,直近の年収を見れば金融機関的に大きな心配がないという判断が下せるであろうという考えで融資を実行してきているんだと考えられます。
     
     ただ自営業者については毎年年収を安定的に確保できるかと言う点について,あまり金融機関的に信頼性がないという判断があるんだと思います。
    例えば平成22年は1000万円の年収で申告しているが,平成23年は500万円になる可能性があろうという考えが金融機関にはあるということです。
     
    これはこれで自営業者においては,リスクとしては排除できないので仕方ないですね。。。
     
    従いまして,上記の通り自営業者だから借り難いということではなく,住宅融資の考え方のベースが金融機関において勤めている方とは異なるので,そのそれぞれの金融機関の考えに則って考えていくしかないともいえるのではないかと思います。
      
    心得と借り方と言う点で言えば,正直に申告して頂くこと,また現在であれば都銀サンや地銀サン等は『住宅融資の年収の安定』という考えが良く似ているのでそこが根拠で融資が受け難いと言うことであれば,それ以外の考え方で融資の相談に乗ってくれる金融機関を探すと言う事になろうと思います。

   追伸・・・自営業者に冷たい金融機関の構図は以前からずっと続いています。基本直近3年の平均を年収の根拠にしたり,直近3年の一番低い所を根拠にしたりです。

        これはそういう前提なので仕方ないですね。
         そこで,自営業者でも偏見なく融資対象としてくれるのはフラットかと思います。
         直近3年という考えでなく1番新しいところのみが基本的な年収根拠としてくれます。
         従って現在であれば,自営業者はフラットでの融資を提案するのが良いかと思います。
  
        但し,返済比率等気にしなくてはならない問題をクリアする必要等は地銀さん同様ありますが。
        ご参照下さい。

  • ホームサポートFP事務所 山北さん
    自営業の方が必ずしも借入が難しい訳では有りません。
    ですが、税金を少なくしようと『調整?』される方が
    多いのも事実です。(うまく節税していない方)
    サラリーマンは、基本的に『調整?』出来ません。
    うまく損金計上できる保険などを使い、外部積立金などを
    活用している方などは自営業でも融資を受けやすいですね。
     
    また、サラリーマンでも業績給の方(運送業のドライバーさんなど)は
    その分の所得は半分しか評価されなかったりしますし、
    車をローンで購入されている方は返済比率の関係で
    借入限度額が減額されたりします。
     
    自営業の方は、メインバンクとしてお付き合いされている
    金融機関で住宅ローン相談されるのが一般的ですね。
     
    クレジットカードの件ですが、一昔前と違い今は、
    銀行系とクレジット系の信用保証機関が一緒に
    なったために、自営業、サラリーマンを問わず、
    特にキャッシング等は、気をつけるべきでしょう。

  • ライフサポート有限会社 棚橋さん
    自営業だから住宅ローンが借りにくいということはないと思います。
    問題なのは、収入が安定しているか? 確定申告で課税所得を
    いくらで申告しているか? ということだと思います。

   また、法人(中小企業)の経営者の場合はご自身の所得の他に、
   会社の決算も審査の対象となりますので、会社の売り上げも安定していなければなりません。

   以上のことがクリアしていれば、たとえ自営業であっても
   住宅ローンは問題なく組めると思います。

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