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【見学会探訪】継ぐ家

たまたまブログで写真を見て
これ、見てみたい!と思ったおうちです。
題して「継ぐ家」 「つながる」がコンセプトです。
さて、何処がつなかっているのでしょうか?
墨色のようなグレーと柿渋のような赤の組み合わせの外壁。 日本的な色の組み合わせです。

自然の力で暮らしたい。
電気などをなるべく使わず、夏涼しく、冬暖かい木の家。
それがお客様の一番の要望だったとか。
そのために、外断熱工法を使い、光と風を取り入れることで快適な空間を実現しました。
実際に太陽光発電という選択肢もあったそうですが、
太陽光発電<外断熱工法+高性能のサッシ、ガラス+断熱材
という方が費用的にも安くおさまったそうです。
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玄関を入ると階段とリビングが見える玄関ホール。
リビングの気配はわかるものの見せたくない部分は見えないという絶妙な高さの壁が配置されています。 |
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玄関ホールからは中庭が見えます。 29坪弱の建物というと狭い印象ですが 上手く中庭を配置することによって視線を誘導し狭さを感じさせないようになっています。 中庭の向こうは浴室。 浴室側からも中庭が見えますがサッシの高さをずらして玄関側からは見えない工夫が! |
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そして、上を見上げると吹き抜け~ |
玄関ホールや吹き抜けまでリビングと同じ空間、、、というのは、外断熱工法ならではです。
一般的な断熱では寒くて、このワンルーム状態のプランは提案できません 。
住んでもらったら絶対性能の違いが実感できると思います。、、、と、司建築工房の後藤さん。


リビングは大工さん手作りの掘りごたつ仕様。
(他のお施主様のお宅を見学に行ったときに見て即採用したんだとか。)

キッチンは吊戸棚がなくオープンですが、手元が丸見えにならないように、少しだけカウンターが高くなっています。
キッチン後ろは、押入れのようなフレキシブルに使える収納。
冷蔵庫や食器棚もこの中へ。お客様が見えたときは扉を閉めてしまいます。
基本はオープンだけど、見せたくないところは隠したい!、、、、こういうのがツボですね。(*^_^*)
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リビングの隅にある2畳ほどの畳コーナー。 ここからも中庭が見えます。 |

上:コレも大工さんが作ったという洗面台にイタリア製のボール。
下:お風呂の時間を大切にしたいというお施主様の希望で実現したのが桧風呂。
桧のお風呂というと、手入れが大変!というイメージですが、実はそうでもないようです。
後藤さんの家も桧のお風呂だそうですが、7年経ってもカビなし!
換気も大切ですが、それよりもお風呂から上がるときに石鹸カスを流してから出ると効果的なんだそうです。

2階の子ども部屋。
気持ちの良い大空間です。8畳ほどのロフトも付いています。
あえて区切らずに子どもの成長に合わせて使えるフレキシブルな空間を提案。
(コレは私も大賛成!)

左:階段ホールの本棚(蔵書がたくさんあるのだそうです。)
右:ウォークインクローゼットの帽子専用棚。(ご主人が帽子コレクター!?)
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外断熱だからこその壁の厚み!(@@)!
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土地が53坪、建物が29坪弱という決して大きくないこの家。 でも、プランニング次第でそれ以上の大きさを体感できます。 それを可能にしているのが、外断熱工法のようです。
※外断熱工法といっても、どのメーカーでも同じ性能だとは限りません。 仕様も様々ですので「外断熱」という言葉だけで選んでしまうのは、、、? 実際にそれぞれ体感してみるのがベストだと思います。 |
今回のお家のお客さまは、土地探しからお手伝いさせていただいておりました。 家創りに対するご要望をすべてお伺いし、その想いすべてを詰め込むことができる 敷地の自然条件に合わせて間取りや窓の位置、光や風の通り道などご提案し、 お客様の、老後までの生活設計をお伺いし、許される予算内で、最高の住まいを 住まいを創ること、、、、、 私たちはひとつ、ひとつ丁寧に、自分も住みたくなるような本物の家、
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司建築工房 後藤さん、お施主様ありがとうございました。m(__)m