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「物件探しのポイント 私流1」

  
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物件探しには相当な時間と労力が必要です。
あまり時間を取ることができないという方は、先ずはネットで探してみるのも良いかも。
物件の相場を把握したり、ちょっとだけ覗き見る感覚で、気軽に物件探しができます。

丁寧な不動産屋さんのHPでは、間取り図、内部の写真なども掲載されています。

私がいつも利用していたサイトをひとつ紹介します。
不動産DOT三重 さま (http://www.430.jp/hudousan/
三重県内の複数の不動産業者さんが合同で物件を公開しています。
かといって、全ての物件を公開しているわけではありません。
私はここから不動産屋さんのHPを見て、さらに詳しい物件情報を探しました。
検索しなくても、沢山の不動産業者さんが地域ごとに掲載してあるので、便利でしたよ。

そして、中古物件を探すのなら、「そこにどれだけ住むのか。」を考えてください。
10年程度の短い間の仮住まいの予定なら問題は無いと思いますが、永く住む予定ならやはり、少しでもきれいな物件を探して欲しい。
この「きれいな物件」の真意は、見た目や外観ではなくて、中身です。

リフォーム済みの物件は、見た目はとてもきれいです。
でも、内部の構造を見ることなく、購入することになりかねません。
リフォームの工事代金も上乗せされますので、物件価格もその分高くなります。
自分の気に入った形にリフォームされていればよいのですが、そうでない場合、部分的に再度工事をし直すことにもなるでしょう。
外観も内装もとっても気に入って、創りもしっかりしている物件なら反対はしませんが…
我が家のリフォームの経験から、あまりおススメめしたくありません。

我が家はハウスメーカーの軽量鉄骨住宅、いわゆるプレハブ住宅でした。
周りからは、「プレハブ住宅なんて、壁が薄くて夏は暑いし、冬は寒いから、止めとき!」って、随分反対されました。
しかし、下見に行った時、知り合いのリフォーム業者さんから、
「30年以上経っても、基礎にヒビもかけらもない、床も落ちていないし、しっかり建てられて、大事にされた物件だと思うよ。」と言われました。
リフォーム工事で壁を取っ払った時に判った事ですが、その内部は、十分かつ丁寧に断熱材が敷き詰められていて、骨組みの鉄骨にはサビも傷みも見当たりませんでした。
とても「きれいな物件」だった訳です。

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 hone02.jpg

一方でこんな事もありました。
当初は既存の床に上張りする予定だった床工事に入った時、予想外の事が起こりました。
建物の一部の床束(ゆかづか:床の部材を支える柱)が、腐っていたのです。
(原因は湿気。これについてはまたの機会に詳しくお話しします。)
結局その部分は、床束から総取換えとなりました。

実際に工事に入ってみないと判からない部分もありますが、修理が必要な部分もきちんと発見できる。発見したら、修復できるのですから。
その為にはやはり、リフォーム前の物件を探すことをおススメします。
そして自分達の手で、自分達の「すまい」を創り上げて欲しい。
その方がきっと「すまい」に愛着が湧くと思います。
いつもきれいにしておこうと思えます。
少しでも永く、共に時を過ごしていけると思います。

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