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【リフォーム日記】物件探しのポイント 私流3 ~間取り~

「物件探しのポイント 私流3 ~間取り~」
見学させていただいたレポートはこちら>>
大西さんブログ「おうちノート~自分スタイルでいこう♪住まうこと暮らすこと」>>
間取りについて、「これだけは譲れない!」という希望がありますか?
例えば、我が家のように、「キッチンとリビングは間続きがいい。」とか、逆に、「キッチンはあまり見られたくないので、独立型がいい。」とか、「サニタリーは人目につかない奥まった場所に。」など、特にこだわった希望はありませんか?
「2階の部屋は何部屋欲しい」とか、「寝室は和室がいい」とか、そんな細かいことではなくて、キッチン、サニタリー等の水回り、リビングの向き等、他の部屋では代替出来ない大切なパーツについてです。
中古住宅を買ってリフォームするという事は、出来るだけ費用を抑えたいという目的があるからではないでしょうか。それなら、既存のまま使えるものはなるべく使う、どうしても譲れないこだわりの部分はお金をかけてリフォームする。費用をかける場所と抑える場所を明確にする。これがベストだと思います。
中古住宅を購入する場合は、事前に間取りを確認することが出来ます。なるべく「譲れない」という希望に近い間取りの物件を選んだほうが、リフォームの費用は抑えられます。
我が家の場合、希望は、
・日当たりの良いリビングと間続きの対面キッチン
・お風呂はゆったり入りたい。
・出来れば家事の動線を少なく、水回りは集中させたい。
という事でした。
その間取りのビフォーアフターを紹介します。
大きな違いは、
・サニタリーの部分。お風呂を大きくした分、トイレの位置が収納になっていた部分と入れ替わり、広くなっています。出入口もキッチン方向にしました。
・キッチンの向きを変更、リビングとキッチンの間の壁を取り続き間に。
という点です。
しかし、基本的な間取り、つまり、サニタリーやキッチンなどそれぞれの部屋の位置はあまり変更していません。和室に至っては、床の間の床をはずし壁紙を張り替えたぐらいで、ほぼそのまま使っています。
トイレの位置については、実際にリフォームをする時に決めたのですが、その他は購入前にほぼ決めていました。見学の時点で、考えていたという事です。
ちなみに我が家の場合、キッチンとリビングの間続きが絶対条件でしたので、独立キッチンの物件は、一応見学には行ったものの、全て却下しました。
水回りの大幅な位置変更は、給排水や換気などの配管工事も伴い、費用がかかると思ったからです。
こんな感じで、間取りをある程度購入前にイメージできるのも、中古住宅ならではのメリットかもしれません。
理想に近い間取りのものを選ぶことが出来れば、費用を抑えることにも繋がりますね。