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「家を建てよう!」と思ったときに

何を考えますか?

お金? 場所? 間取り?

色々ありますよね。

自分がどんな空間に居ることがいごこちがいいのか?

・・・考えたコトありますか?

ついつい雑誌に出てくるような

ライフスタイルを夢見ていませんか?

スッキリでなぁんにもない部屋が素敵だから、

実際住んでみたけど

なんだか落ち着かないことありませんか?

著者いわく

「家のいごこちの良さは、

物の量が多いか少ないか、

家が広いか狭いかには関係ないのです。」

「気持ちがすみずみまで行き届いている家なんです。」

そうか!

雑誌に出てくる家が

あまりに生活観がなくてシックリ思えなかったのは

これのせいかも知れない。。。

「一年かけて、吐き気がするほど考え抜いて完璧だと思ったのに

いざ住んでみると不満なところがいっぱいでてくるのよね」

と語る友人のエピソード。

衝撃的ですね!

考え抜いたのにまだ不満が出てくるなんて!

家とはプロセス。

住み始めてから、住み手がかかわれる家の方が

いごこちが良くなっていくのかも。

(^^♪

本当は、間取りや設備よりも

自分にとっていごこちの良い家とは何か?

を先に考えなければならないのかもしれません。

著者は「捨てる技術!」の辰巳 渚さん。

てっきりすべてのものが収納されている家に

住んでいらっしゃるのかと思いきや

中古住宅を少しずつリフォームして

好きなものに囲まれて暮らしています。

家や物への愛着が

心地よさに繋がっているようです。

自分がくつろぐ家づくりのヒントにどうぞ。

辰巳渚【著】

大和書房【出版】

1500円

2003/4【発行】

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