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【リレーコラム】断捨離できたこと

10月10日金曜日、四日市文化会館にて開催された三重スマ主催のやましたひでこさんの講演会(断捨離)には、300名の方がご参加いただきました。
講演会の後、家庭内の物と向き合われた方もきっといらっしゃったことでしょう。
私は、片づけが苦手です。
整理、収納、お片付けの本は、とにかくたくさん読みました。
やましたひでこさんをはじめ、近藤典子さん、近藤麻里恵さんなどなど・・・
娘には「本を読んでいる間に片づけたらどう?」と言わせてしまうありさまでした。
「そうなのよね~」「そうなんだけど・・・・・」
読んだ本は図書館に寄付したので片づきました。
しかし、私が片づけたかったのは本ではありません。
私の母も片づけが得意ではありません。
「私が片づけられないのは遺伝に違いない!」母には申し訳ないのですがそのように
思って気を紛らわしていました。(笑)
だから、片づけたいという方の思いはとてもよくわかります。
家を建てるときに「片づかないのが悩みです。それを解決したいのです。」というご相談はとても多いのですが、残念ながら、家を建てただけでは解決にならないのです。
せっかく家を建てたのに片付かない・・・・・・
私は片づかない理由の一つを見つけました。
引っ越す前に荷物の整理をすることが出来なかった方は、なかなか片づかないのです。
そこで解決方法を考えることにしました。
整理収納アドバイザーの講習に参加しました。
ライフオーガナイズの勉強会で学びました。
そこで学んだことを参考にして家づくりすることにしました。
今、家を建てられる方の暮らし方にあわせた家づくりをしています。
希望される方には、今のお住まい状況を拝見させていただいています。
ものが溢れているのは、収納場所が定まっていない場合が多いからです。
物の量を把握し収納場所を決める(設計図面に取り入れる)
さらにお願いしていることがあります。
私たちがお伺いする前に片付けをしないこと「ありのままで~」
その方の習慣や行動を理解するためにお願いしています。
服がソファーやキッチンのイスに仮置きしてあるなど、何気なく日常的に習慣になっていてご本人が気づいておられない片付かない原因を発見し解決するためにお願いしています。
そのような家つくりをさせていただいた結果、
「引っ越した後の荷物を片づけるための時間がとてもスムーズだった」ととても好評です。
また、最近はお住まい拝見を希望される方が多くなっています。
住み始めてからもきれいに住みたいですよね。
初めの話に戻ります。私は片づけが苦手でした。
そこにはわけがあることを知りました。
そんな私が片づけることができた話しをお伝えします。
「いつか着るかもしれない・・・」とため込んだ洋服
なかなかスッキリ片付けられませんでした。
知人の勧めでパーソナルカラー診断をしてもらいました。私に似合う色を知りました。
残念なことに自分の好きな色と似あう色は違っていました。
持っていた洋服のほとんどが好きな色の服で、似合う色のものではありませんでした。
「似合わない服は着たくない」と思いました。結果クローゼットは半分になりました。
手帳にパーソナルカラーの見本のハンカチを入れています。
衝動買いもなくなりました。断捨離成功です。