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今回は、みえスマスタッフ大西です。
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前回に引き続き、季節と暮らしのお話。

新年あけましておめでとうございます。
皆様にとって、素敵な1年となりますように。
本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

新年に向けて、毎年カレンダーを用意します。
5年ほど前から「二十四節気(にじゅうしせっき)」と「七十二候(しちじゅうにこう)」が書かれたカレンダーを使っています。

二十四節気・七十二候は、古代中国から伝わったとされる季節を表す方式とされていますが、
七十二候については、日本に伝わって以来、何度か日本の風土に合うように改訂されたそうです。

ちょうど今、2015年1月6日~1月19日までは、二十四節気では「小寒(しょうかん)」。
寒さが一層厳しくなる頃と言われています。
さらに七十二候では、1月6日から1月9日までを、「芹乃栄(せりすなわちさかう)」と呼び、
芹がよく生育する時期とされています。
七草粥にも使われる芹。この時期、芹が旬で美味しい時節でもあるのですね。
春の七草

このように、日本の風土と生活を知ることが出来る「七十二候」の名称。

・2月4~2月8日 「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」
 春風が吹き、氷を解かし始める時期とされ、春の訪れを予感させてくれます。
・4月5日~4月9日 「玄鳥至(つばめきたる)」
 暖かくなり、つばめが南からやってくる頃。
・6月16日~6月21日 「梅子黄(うめのみきばむ)」
 毎年ちょうどこの時期、我が家では梅酒を仕込みます。
・11月3日~11月7日 「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」
 紅葉が始まる頃。長袖の薄手のシャツをしまい込み、少し厚めのニットを引っ張り出します。

など、七十二候の名称には、動物・植物・風景など、季節を感じられる言葉がちりばめられています。

季節の言葉から、少し早目の衣替えを準備したり、旬の食材を調理したり。
いにしえの智慧を、生活に取り入れるようにしています。
春秋の七草粥、冬至にはかぼちゃを食べてゆず湯に入る、など、季節の行事にも気を配ります。
せっかく四季を感じられる日本に生まれたのだから、季節を感じながら暮らしたい。
皆さんも是非。二十四節気・七十二候のカレンダー、お試しください。

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