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まず、「どんな家が欲しい?」と聞くと

「広いリビングに、子供部屋が2つ、、、、

日当たりが良くて、明るい家。。。」

なんて答えてしまいます。

家づくりと言えば

敷地や資金の関係から、およそ何坪くらいの家。

家族構成から、部屋数はいくつ。

~と必然的に決まることの多いようです。

住まいというものに「広さ」や「設備」などだけを求めるのではなく

「家族それぞれの暮らし方」を考えて欲しいと思うのです。

例えばこの本には

・ながめがいい妻の机の場所

・あきあきの子供部屋

・夫が活躍するオープンキッチン

など、生活する場面での設計のヒントがたくさんあります。

数字で言ってしまえば、4LDKと片付けられてしまう住宅も

色々な工夫や想像力で

より豊かな空間になるということが実感できる一冊。

(本文より)

家族の生活を

イメージして設計する

身体に馴染む素材を使い

住むためのくふうをする

できあがった住宅は

時間とともに表情を変え

家族の生活に馴染んでゆく

それは 世界でひとつの

大切な (わが家)に育つ

(引用終わり)

より豊かな空間を探すヒントに!

「住宅に空間力を」 ~住まいかたと住むくふう

三澤文子【著】

彰国社【出版】

1800円

2000/8【発行】

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