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木の家の実例が紹介されている本だと思っていたら

まさに「木の家に住むことを勉強する」本でした。

ご安心下さい。実例も5例あります。

木の図鑑はもちろん、木の科学、構造、大工の棟梁のこと、はたまた間伐材を使ったシイタケ栽培、森林に深く関係のある海の牡蠣養殖のことまで、、、

ほんとに幅広く紹介されています。

木の家に住むことは家一軒のことだけじゃなく、大きく繋がっているんだと感じました。

実例に紹介されている木の家5例。

すべてに共通しているのが「質実剛健」とでも言うんでしょうか。

シンプルて強くて美しくて、、、

(本文より)

「100年もつ家は淡白なつくりにします。白いご飯は飽きることがない。住み手が花を活けたり季節のしつらえで味付けをする。あっさりと、こだわりのない、土佐のいいまわしで何ともない家」

「はきなれたジーンズのようにラフで身体に馴染む空間。」

長く住まうからこそ、作ったときが完成ではなく、ライフスタイルに合わせて変化できるようにシンプルで柔軟性のある間取り。

木の家のことをもっと深く勉強したい人へ。

マニアな一冊です。

「木の家に住むことを勉強する本」

「木の家」プロジェクト【編】

農文協【出版】

2001/1発行】

1980円

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