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今回はひさとも の奥様の辻さんです。


男女で学ぶ家庭科

孫が5年生になり、家庭科の授業が始まりました。
今、小学校の家庭科ではどんなことを学ぶのか関心があって孫に教科書を見せてほしいとお願いしました。
すると「家庭科の教科書は学校に置いてあるから先生に持って帰るって言うね!」
「今は学校に教科書を置いておくの?」
「みんな忘れ物が多いから宿題のある国語とか算数は持って帰るけど、音楽とか家庭とかの本は学校に置いておくことになっているの。」
「へ~そうなんだ。家に置いてある教科書が少ないわけだ。」

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私が家庭科の教科書に関心を持ったのは、身の回りの整理整頓は学校で教わると聞いて実際にどのような内容なのか見てみたかったといこともありますが、家庭科の授業の役割の大きさを日々実感しているからです。

家庭科の授業は家庭生活、福祉、保育、衣食住生活、消費生活、環境の分野を学びます。

 私が中学校の時、女子は家庭科で男子は技術科と別々で授業を受けていました。
私はそのことに違和感も抵抗感もありませんでした。
余談になりますが、当時男子は中学生になると全員強制的に頭髪は丸刈りでした。
今から考えると笑ってしまうような時代でした。
「男は仕事、女は家庭」という性別役割意識による役割分担の固定化が学校教育の中で行われていました。
学校教育の場に男女の差なく同様の教育が受けられるようになったのは1994年。小学校5年生から高校まで男女が一緒に学ぶ教科となり20数年男女共修で学んだ生徒たちが親世代となりました。

家づくりの打ち合わせの時に男性がかいがいしくお子様のお世話をされ、キッチンの打ち合わせにも男性が積極的に参加されます。
夫婦が協力する姿が多く見られるようになったのも家庭科教育の男女共修によるところ大きいのではと教育の力を感じます。

 

家庭科の授業で子供たちが中学校または高校で「サザエさん」の家の10年後20年後を考えようという課題に取り組んでいたことがありました。「未来の生活」のこと考える授業でした。間取りに正解はありません自由に楽しく考える授業だったようです。

 「みえスマ」でご覧いただけける本を紹介します。
「名作マンガの間取り」:影山明仁

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「サザエさん」           磯野波平邸
「磯野家の建て替え計画」      磯野波平・フグ田マスオ邸
「クレヨンしんちゃん」       野原ひろし邸
「アルプスの少女ハイジ」      アルムおんじ邸
「ちびまる子ちゃん」        さくら友蔵邸
「リカちゃんハウスグランドドリーム」香山洋子邸
その他

 

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