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東日本大震災で

出来ることを始めよう!という動きが各地で始まっていることはご存知と思います。

先日「みえスマ」にも下記のようなメールが届きました。

参加してもいいよ!という方、ご協力尾根がいたします。

m(__)m

皆様
 この度の震災の凄まじさについては改めて云うまでもありませんが、
被災された方々へ何か出来ることはないかと思いながらも、
被害規模のあまりの大きさに呆然としてしまう日々が続きます。

 

 建築に関わる人間として何かできないだろうかという想いを共有する有志で、
「仮住まいサポート三重」というグループを作り、
被災地から三重県に一時避難及び転居される方々に無償でバリアフリー改修のお手伝いをしようと思います。

 

 転出届すら出せず介護保険も活かせない方もみえるでしょうし、
転居先住宅の段差等にお困りの方から聴き取りをして改修提案をし、
手すり、玄関の段差解消の擦り付け板、浴室の段差解消スノコ、等の取付工事を無償で提供しようと思います。
勿論所有者の了解を得る必要もありますので、あくまでも被災地からの転居者ご本人からの依頼を受けての行動となります。

 

 三重県の場合、受け入れ先として現在手を挙げているのは県営住宅、市営住宅の他、教職員住宅や民間社員寮、アパートなど多様です。http://www.pref.mie.lg.jp/KOHO/HP/tohoku/ukeire/index.htm
受け入れの全体窓口は三重県政策部政策総務室(電話059-224-2640・2009)になります。
個々の入居者についての個人情報は出せないとのことですが、チラシがあれば入居説明時に渡して頂けるという有り難いご協力を頂きましたので、添付のようなチラシを作り、提出してあります。
上記HPの最下段 「その他」 の項に「建築士の皆さんからの無償支援」とあるのが、このボランティア活動の紹介です。

 

さて、ここからがお願いです。
このボランティア活動にご登録下さいませんか。
活動内容としては、
被災者からの連絡を受けて転入先へ行き、住居の様子、暮らし方、不便な点等を聴き取り、改修工事の提案をする。
  ↓
公営住宅の場合は県等へ被災者本人から模様替え承認を受けて貰う。民間の場合は貸し主の了解を取って貰う。
  ↓
手すり、擦り付け板等の工事をする
  ↓
被災者本人が退去する時の現状復帰工事を行う
UD活動グループの方々も一緒ですので、医療的なサポートの助言も可能です。
依頼があれば依頼主に近い方に声掛けをしてお手伝い願う、という形になると思います。
工事自体は恐らく大掛かりでなく手すり程度のものが殆どと考えています。又、三重へどの程度の人数が避難してみえるかも皆目分かりません。
殆ど需要がない可能性もあります。

 

それでも、被災された方々へ三重の地からも支援の気持ちを届けたいと思います。
いざとなっても受け入れ大丈夫!と伝えたい。

 

共感して頂けた方は、メール返信にて是非活動に登録下さい。
工事は出来ないが聴き取りは出来る人、材料なら出せるが動けない人、モノはないけど工事は出来る人、動けないが連絡係なら出来る人、建築に無関係の方はお近くの関係者へのPR、それぞれの出来る事を教えて下さい。全て無償が前提です。携帯電話番号と、動ける人は守備範囲も教えて下さい。
無理のない範囲での申し出で結構です。

 

義捐金が当事者の手元に届くのは半年先だとか。何か出来ること、から始めませんか?
皆様の善意のお申し出をお待ちしています。

 

大森尚子

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