記事の詳細

20日の土曜日、津市渋見町で行われた「三重の木で家をつくる会」主催の
「木組みの構造見学会」に行って来ました!

正面から

 

設計を担当されたI設計室の伊藤さん&奥様、
中勢森林組合の皆さんなどが迎えてくれました。
奥様から「みえスマのaibonさんですよね?」と言われました・・・。
面が割れてきた今日この頃。恥ずかしいことが出来ない!ピンチです。

さて、今回のお家。50代のご夫婦とそのご両親が住まわれる予定のお宅です。
大きな屋根が印象的。左隣の家と比べると、屋根の大きさが全然違う!

大屋根

1階のまわりは深い軒で覆われています。
今まで見学した家の中でも、一番深い軒かも。1m50cmだったかな??
軒は家を雨風や日差しから守るため、家を長持ちさせる効果もあります。
軒の下には縁側がはりめぐらされる予定だとか。

深い軒

1階はリビング、キッチン、お風呂、トイレ、そしてご両親のお部屋。
ご両親のお部屋は6畳二間。一方、リビングは8畳。
リビング狭くない?と思ってしまいましたが・・・
(リビングといってもいろいろなカタチがあるのだと、その後思い知ることに!)

2階

2階は夫婦の寝室と収納がメイン。
今は屋根の木が見える状態になっていますが、

実際は白い天井になるそうです。

三重の木についても、少しお伺いすることが出来ました。
今回見学させていただいた家で使われた木は、
「葉枯らし」という方法で乾燥させた三重の木。
「葉枯らし」とは、切った木を葉をつけたまま乾燥させるという方法で、
割れや反りが抑えられ色艶もよくなるそうです。

今回は構造見学会ということでしたが、
構造の話よりも、伊藤さんの建築に対する考え方がいろいろ伺えて、
とても興味深かったです。
特に「任せる」という言葉が心に残りました。
話し合いの段階ではじっくり時間をかけて、
お互いの意見を出し合うそうです。
そして、練りに練ったプランをひとつ出す。
納得したプランならば、そこから先はプロにお任せする。

建築家のセンスや腕を信頼してないと、出来ないことだろうなあ。

ふと「次は実際の家を見てみたいな〜」とつぶやくと、
急遽、伊藤さん設計したお家を見せてくださるということに決定!

「あこぎの舎」へ移動することになりました。(次回へ続く!)

関連記事

ページ上部へ戻る