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今回は伊藤板金 の奥様でもあり、ライフオーガナイザーの資格もある伊藤さんです。
シニア向けの月刊誌に毎月のように「お片づけ」が特集されるようになってきました。
イキイキと、できるだけ現役で自分らしく暮らしたいと願うシニアが増えているとか。
とてもいい傾向ですよね。
しかし、現実はそう簡単ではなさそうです。
先日、お片づけサポートに伺ったお宅での出来事ですが。
74歳の女性、御主人は5年前に他界されて息子さんと二人暮らし。
キッチンのリフォーム工事をさせていただくことになったので
食器や調理器具を移動する際に、整理することになりました。
工事に入る前に、物を出す作業をしたのですが
吊戸棚の中は、もう何年も使っていない道具やタッパー類が。
水屋箪笥の中も、飲み残しの薬や割りばし、封の開けていない海苔の缶、
使い終わった通帳の束、干支の置物、ポケットテッシュ、いろいろな物がギューギュー詰めでした。
取り出すごとに
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「こんなところにあったのね~」
「いつのかしら?」
「いややわぁ~」
ほとんどの物は、日の目を見ることなくゴミと化しました。
シニア世代は特に物の乏しい時代に育っているために、一つの物を大切に使っていました。
だから物が散乱して片づけるという必要もなかったでしょう。
むしろ、少ないものを工夫して使っていたでしょうし
選ぶというより、それしかない時代でした。
今では何処でも何でも手に入る時代。
無料で配られる物まであります。
「もったいないから置いておく。」
それが積り積もっているお宅は多いのではないでしょうか?
今回の現場でも、気に入って買ったものより頂きものの方が圧倒的に多く
そのほとんどは使われていませんでいた。
シニアに限られたことではないですが、
物に自分を合わすのではなく、自分の生活スタイルにマッチする物を選ぶということが
自分らしく生きる基本ではないでしょうか?
そういう我が家にも手付かずの頂き物の箱が所狭しとあるのです。
両親が動けるうちになんとかしたいと願う毎日です。

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