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【疑問アレコレ】流行の「リノベーション」について知りたい!

【aibonの素朴な疑問】
近頃「リノベーション」が30代を中心に流行っていると聞きます。
「リノベーション」のメリット・デメリットが知りたい!
また「リノベーション」と「リフォーム」どう違うのでしょう?
【minamiより】
「リノベーション」・・・最近よく耳にしますよね。
ワタシも思ってました!
「リフォーム」と「リノベーション」の違いは何???
そこで、ちょっと調べてみました。
厳密な違いも定義もがあるわけではなさそうですが、
一応使い分けがあるようです。
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リフォーム
改築(面積は変えずに間取りの変更)、改装(内外装の模様替え)、
増築(床面積を増やす工事)、修繕(設備修理や雨漏りの修繕)、
耐震(地震に対する構造補強)等が含まれていると考えられます。
元々、政治や制度の改良・改善が語源です。
和製英語なので海外でリフォームと言っても通じません。(-_-;)
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リノベーション
英語では建物修繕、改善、刷新を意味し、
実は日本の「リフォーム」という言葉にほぼ相当します。
「リノベーション」はリフォームの役割に「安心・安全」と「付加価値」を追加した『再生』と位置づけられます。
リフォームは現状復帰、リノベーションは新たな価値を加える再生・・・という感じでしょうか。
次に、メリット・デメリットです。
- メリット
◎新築相場に比べてはるかに安い価格で購入+改装費=新築物件より安い
◎建売物件と違い、自分の好みを反映できる
◎改修工事前の検査で不具合が見つかればその場で補修を行える
◎オリジナルの空間を作ることができる事で、建物の価値が上がる
◎建物を再生することで、地球環境に負荷をかけない
- デメリット
◎構造体の耐久性に不安がある
◎ビックリするほど安くはない
◎大規模な工事になるので、すぐには住めない
◎構造上、壁や水周りの位置など、自由に変更できない場所がある
◎場合により、工事費用単独でローンを組まざるを得ない場合は、 金利の高い「リフォームローン」を組まなくてはならない
造っては壊す、造っては壊すという日本の建築業界。
これからは、新築だけではなく、中古物件→リノベーションという選択肢も増えて欲しいですね。
古いから価値がなくなると言うのではなく
古いからこその価値もなければならないものだと思います。
あっ、その前に古くなっても良い建物を今、建てて行かなくちゃ!
【参考サイト】