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【見学会探訪】建築家の自邸

津市美里町在住の建築家、suga建築設計の須賀幹夫さんの新築のお家へお邪魔しました!
建築家の自邸…聞いただけでもワクワクしますね〜。
たくさんの写真とともにご紹介します!


左側がオフィス、右側が居住スペースになっています。
黒い木の外壁は、須賀さん自ら塗装したそうです。
黒もひとつひとつ微妙に色が違うのがわかりますか?
煙突があるということは、そう!暖炉があるんです。
この日の天気は、雪がちらつく寒さでしたが、
家の中はとっても暖かかったです。2階は特にホカホカしてました。
キッチンとダイニングはオープンになってます。
キッチン側が少し低くなっていて、
ダイニングテーブルとの視線の高さが合うようになってるそうです。
キッチンはアイランド型。ステンレス&木目の色調で見た目はとてもシンプル。
取っ手は金属作家さんが作られたオリジナル。スッキリとかわいらしい取っ手です。

こんなところにも金属が!カーテンレールの棒の部分(左)。
まだカーテンを買っていないそうで、リネンの布がかけてありました。
これはこれで、好きな人は絶対好きそう!なナチュラルな雰囲気です。
木の窓枠(右)も大工さんの丁寧な仕事が素人目にもわかるほどキレイでした。
そして、こちらは私たち夫婦の憧れの仕事部屋です!

ここは打ち合わせのスペースです。天井が高くて気持ちいいですね。
写真には写っていませんが、奥にはお仕事のための作業スペースがあります。
こんな仕事部屋欲しい!きっと仕事がはかどるはず?
インテリアとお家の一体感はさすが建築家の自邸!
アンティークの和箪笥やほうき、鉄瓶…引っ越して間もないというのに、
前からそこにあったかのようにしっくり馴染んでました。
そういえば、外観も控えめで、里山の風景と調和していました。

須賀さんに「自分のお家を建ててみて気が付いたところはありましたか?」と
お聞きすると「音」のことを話してくれました。
オープンな間取り、ドアがない間取りなので
リビングの音が筒抜けで2階にいても声が聞こえてくるんだとか。
下手すると、話の内容もわかるほどに…。
あと、音の反響も想像していた感じと違ったとおっしゃっていました。
プライバシーを気にするご家庭は、
音を考慮したプランを考えたほうがいいのかもしれませんね。
帰り際に、買い物から
奥様&お子さんが帰ってきました。
息子さんは家中をグルグルと走り回り、娘さんは木のサッシの窓からこっちを覗いていました。きっとあの窓から外の雪を眺めたり、郵便屋さんを待ったり、桟に腰掛けて絵本を読んだりするのだろうなあと。なかなかいい雰囲気でしょ?
杉の木のいい香りと、暖炉のゆらめく炎。
スローライフな雰囲気が時をたつのを忘れさせてくれる須賀さんのお家でした。
須賀さん&藍住空間プランニングの奥山さん、ありがとうございました!