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【見学会探訪】通気断熱WB構法の家

起振機が体験できるということで前々から行ってみたかったマインドハウスさん へ見学に行ってきました。
まずはリビングから、、、(奥がダイニング、その右手がキッチン)
一番目に付くのがこの床板。
奈良御杖村森林組合直送の杉の無垢材です。
木の香りが良く、触感が気持ちいいし、暖かい。
森林組合から直送なのでお値打ち価格とか。(*^_^*)
キッチンはお母さんと奥様が二人で料理するということで、ゆったりの広さを確保しています。後ろのカップボードとコーディネート。
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お母さんのお部屋でもある和室。 |
写真は撮れなかったのですが、1階にも4畳ほどの納戸があります。コレはかなり贅沢!
たいていの場合、水廻りとリビングを確保したい1階にはそれほど面積的に余裕がないので納戸を確保できないことが多いのです。でも、できることなら1階に納戸を確保できると普段着用のタンスを置いて着替え→洗濯→干す→たたむ→仕舞うという一連の作業がすべて1階で完結します。また、嵩張る冬のコートなどを掛けておけたりするので是非オススメ♪
このお宅は建築面積40坪という余裕があったので実現したそうです。
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2階の寝室も収納がたっぷり。 |
大手ハウスメーカーのように基本パックから追加したり減らしたりするのではなく
自分の予算に合わせてイチからプランを作り上げていくというマインドハウスさん。
自由度が高く、細かい要望にも対応できることが自慢だそうです。
自分の予算に合わせて、お金を掛ける部分と節約する部分を選択できます。

さて通気断熱WB構法というと、ビニールクロスで密閉された家ではなく、コットンクロス(通気可能)を使用し外壁と室内の壁の間に空気層を作ることでも快適な湿度・室温を保つ工法です。
※詳しい通気断熱WB構法の説明はコチラ>>
外壁の断熱材(模型では水色のウレタン)と石膏ボード(模型では黒い壁)の間に隙間を設け、湿度と温度を調節しています。
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外壁に面する壁に設置してある「フローヘルス」 冬は閉めて、夏は開けて使用します。 あけると手で感じるくらいの風が吹き出してきます。 |
空気層を作ることで冬は魔法瓶のように断熱性が高くなり、夏は冷たい空気が循環して室内環境を調整しているのです。

私が体験してみたかった「起振機」(写真右)
建物を実際に揺らし、建物の固有振動を計測し弱いところを補強します。
マインドハウスさんでは、すべての建物において、この起振機を使った計測を行っています。
(三重県唯一)
写真は体験用のやぐら。2階に乗ってゆれを体験します。
起振機の振動とやぐらの振動の波長が合うと思った以上の横揺れでした。
室内空間の快適さと耐震体験はぜひぜひ体験してみてください。