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絵が好きで好きでたまらなくて

芸大志望だったけど合格できなくて

インドなんかに放浪の旅をしていて

たまたま見た建築展に刺激を受けて

飛び込んだ「建築業」

なんて不思議な経歴の著者。

そんな著者の自邸での暮らしがいきいき感じられる本でした。

「住みこみ」・・・まさに手を入れながら住む生活。

もの作りがたまらなく好きってコトが

伝わる一冊。

作りかけの物置小屋も

集めてきた出番待ちの廃材も

とても楽しそう。

作りかけ(?)の家がいきいきしている感じがする。

もちろん戸田さん設計の住宅の紹介もあります。

(最後の方~に。)

(本文より~)

自分に本当に納得いくものが見つかるまで待つこと、

手間をかけることは厭わない。

こうした普段の生活の積み重ねから、

家の居心地のよさといった空気感は生まれてくる。

戸田さんは、吉谷さんとの家づくりから、

手間をかける贅沢、不具合を楽しむ余裕といった、

住み手の成熟した心意気を感じた。

(~引用終わり)

あ~是非

設計した住宅を感じてみたいとおもう一冊でした。

戸田晃建築設計事務所

戸田 晃【著】

株式会社ラトルズ【出版】

1700円

2007/1

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