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【リレーコラム】四日市といえば萬古焼き

今回は造家工房亀井 の奥様、亀井麻理さんの「造家工房・亀井で働く妻の裏ブログ」です。
「美味しい 楽しい 美しい」
先日、ずっと気になっていた「銀峯陶器」さんのショールームへ行ってきました。
古民家を改修したオシャレなキッチンがあります。
今回は 銀峯倶樂部 第4回 「土鍋で冬のおもてなし」セミナー に参加させていただきました。
フードコーディネーター 蓮沼あいさんが講師で、「自宅にお客様をお迎えしてのお食事シーンを想定したお料理4品」というもの。
使うお鍋やお皿はすべて銀峯陶器さんの菊花鍋シリーズ
このお鍋は菊の花弁のような蓋が特徴的なエコ・ラク・安全をキーワードとした土鍋
デザートはBRISSIOで。気になっていたんですよね~、このお鍋も。
そしてフードコーディネーターの蓮沼あいさんが講師って、とっても嬉しいセミナーでした。
セミナーはデモンストレーションでしたが、おにぎり、鶏つくねは私達も少しずつお手伝いさせていただきました。
下は、菊花ご飯釜で炊いたひじき入りの味ご飯。
お鍋にお米、材料、調味料に付けこんだ具材、水を入れて火にかけ、沸騰したら火をとめて蒸らしたら出来上がり。実に簡単!
下は菊花土鍋で鶏つくねをゆでています。
このおだしが、アサリのだし汁アジアン風でたまらなく美味しかったな。つくねはフワフワ♪
そしてその後は、レタス、プチトマト、そしてパクチー!!!
美味しくないわけがない! おかわりおかわりでした。
チーズフォンデュのようなチーズのソース。野菜につけていただきました。
そしてデザートもこのお鍋で。お鍋ごとオーブンにいれて焼くんですよ~。
講師の先生は、本当にお料理を楽しんでる!というのがひしひしと伝わってきました。
いつも笑顔。私達まで楽しくなってくると言うか・・・ こういうの大好き!!
お鍋も食器もデザインがよく素敵、お料理の内容も簡単で美味しい。すぐ実行できる、本当に楽しい内容でした。
このように昔からある萬古焼きでありながら、若者にもこのまれそうなスタイルの鍋、とてもいいと思います。
で、ふっと思ったのですが、これは建築にもいえるのですが、昔ながらの技術を使いながらも、若い世代にも好まれるようなデザインで昔ながらの技術の良さを知ってもらう。
うちの建築は(造家工房・亀井)若い世代でも、木造建築離れをして欲しくないと言う思いで、骨組みは昔から伝わる伝統技術をしっかり使いながら、外観はすっきりとした建て物にする、そんな思いで設計した家も沢山あります。下の写真も家もそうです。
お施主さんは若いのですが、日本の建築がいい、そして荒壁を塗った土壁を希望されていました。そして完成したのが家です。
土壁は寒いというイメージはありますが、それは昔の事です。今は土壁は温かいんです。
そして土壁は一年中、湿度・温度を一定に保ちますし、空気も浄化してくれます。ボンドを使ってないのでシックハウス対策にもなりますしね。
これから家をたてる若い方々にも、もっと日本建築の良さを知って欲しいと思ってます。