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【リレーコラム】娘も同じ女性建築士への道を歩むことに

こんにちは!みえスマ.代表の川北です。今日はわが家の娘の話。
「宇宙に関係する仕事がしたい」そんな風に言っていた娘。
宇宙関係といういと、機械学科?を目指していたと思っていたら・・
高校3年生の途中から、いきなり「やっぱり建築にするー」と言い出した。
なんでも「宇宙建築」という分野があることを知ったらしい。
そして、大学で学ぶと考えると「機械」は女子が極端に少なく、また「建物」にも興味があるため、建築のほうが楽しそう!と。
大学受験は失敗し、なんとか滑り込んだ短大で建築系の勉強をする事に。
そして、「なー、いろいろ買わないといけないらしい。お母さん、この中で持ってるものある?」と聞く。
で、捨てるに捨てられなかった設計をしていた時のグッズたちを引張り出してきて、娘に渡した。
それが下記の物たち。
製図ブラシは捨てたのに、羽根ぼうきが残ってる・・・
「わー、この羽根のやつ持って行ったら、みんなびっくりするやろなー」と、楽しそう。
なんども断捨離をしたけれど、捨てられなかったグッズ達が娘の手に渡る。
捨てなくて良かったのか?
このためだったのか?
建築業界は女性活躍推進が進んでいるといっても、まだまだ男社会。
娘が仕事をする頃には、変わっているといいな~と。
日本で仕事をする前に、外国で仕事をするのもいいかもね。
欧米などで、女性たちがバリバリ働いている社会を若い時に見てほしい。
そんな女性たちが増えることで、日本の住宅業界・建築業界が変わる。
家事や育児をしたことがない男性が住まいの設計をし、男性だけの視点で建物が設計・建てられてきた時代が変わる。
そんな時代を見てから死ねるといいな~。