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【NEWS】200年住宅ってなに???

6月4日から施行された「長期優良住宅法」
ニュースで一斉に取り上げられていました。
わかりやすく言うと
「長期優良住宅=200年住めるような住宅」
一般的に日本の住宅の寿命は30年。
イギリスでは70年。アメリカでも50年といわれています。
つまり、日本では一代だけ住んで
子供たちはその家を壊して
新しい家を造るというサイクルだったのです。

具体的に200年住めるようにするには・・・
- 数世代に亘り使用できるような丈夫な構造材を使う
- 100年に一度といわれている地震に備えて、耐震性を確保する
- 設備や内装を維持管理しやすい構造にする
- ライフスタイルに合わせてリフォームしやすい構造にする
- バリアフリー改修に備えて、廊下巾などが確保できるようにする
- 断熱などの省エネルギー性能が確保されていること
- 定期的に点検すること
ニュースでは、
床下で移動・作業できるように基礎が人の巾ほど切り取られていたり、
給排水など通常では地面に埋められているものが
簡単に交換でき、リフォームに対応できるように床下にあったり、
吹き抜けにも2階部分の梁だけ残して、将来床が貼れるようにしていたり
様々な工夫がされていました。
実際、「長期優良住宅」に認定されると
減税などの優遇もあるそうです。
20年ほどで資産価値がゼロに成ってしまうという
日本人の価値観が変わってくれることを期待します。
【参考サイト】