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【リレーコラム】水はけの悪い土地に木を植える時

今回はガーデンデザイン室【アウティ】 の松木さんです。
朝夕は肌寒くなってきましたが、日中はお庭仕事には気持ちの良い季節ですね。
7年前にお庭工事をさせていただきましたお客様から、お庭のバージョンアップのご依頼をいただきました。
当時はお庭の土は家を建てる時、大工さんがいい土を入れてあるからということで、8本高木を植えました。本来ならば、7年も経ちますと、雑木林風に高木が茂って日陰や目隠しになっているはずだったのですが、枯れて何度も植え替えたり、株立ちの1,2本が枯れて樹形が乱れたり、上の方が枯れて植えた当時よりも低くなってているなど、淋しい限りです。下草はとっても元気に育っています。
表層の土はとっても良い土が入っていますが、30cm下は粘土が混ざっている ようで、根腐れでした。
ロックガーデンやバーゴラなどを今回作るにあたり、排水をよくする土の改良からとりかかりました。
まず、土壌を80cmほど掘り、粘土土は撤去し、山土と、腐葉土、パーライト、バーミキュライト、肥料を入れ土壌改良します。
40cmの深さのところで、透水管をいれ、グリ石を上に乗せ土を戻します。

暗渠排水で水はけもよくなり、盛土もしたため、今回植えた木は無事育って行く事だと信じています。
今週中に完成しますので、次回バージョンアップしたお庭紹介します。
